数学の本を読もう! おためし
読んだ本をさっそく紹介。
これは11月から読んでいたのでノーカウントで。
タイトル:はじめての整数論
著者:村上雅人
出版社:海鳴社
・あらすじ
数学とは無縁であった主人公が整数論を学ぶお話。
最終的にリュカテスト(素数判別法のひとつ)を証明する。
・感想
ストーリー仕立てになっていて読みやすい。
整数論についてまったく知識はなかったが、最後まで読むことは出来た。
証明はところどころ厳密さを省いて、読みやすさを重視している印象。
これを読んで数学を厳密に学ぶぞ!というよりは整数論ってこんなことやっているんだーくらいの知識を求める人向け。
自分は、整数論・数論についてもう一冊なにか読んでみたいなと思った。
・思ったこと
数論は、何世紀ものあいだ考えられている。
新しい道を見つけて。
あたらしい道具を見つけて。
はたしてどこに向かっているのだろう。
数論は何を目指しているのだろう。
そんなことを思いました。